ロジカルシンキングとは論理的思考のことです。
ロジカルシンキングの本質はいかに納得感を持ってもらうかです。
難しいツール等は様々ありますが、「なるほどね!」と思ってもらうことがロジカルシンキングの本質です。
そのために、色々な方法や、考え方の基本があります。
論理的でないと次のような考えのもと物事を実行して行きがちになります。
• 思いつきで実行に移す
• 思い込みと偏見で実行する
• 気分で方針を変える
意味もあり、かつ「なるほどね」と思ってもらえる論理的思考は「帰納法」と「演繹法」のいずれかで成り立っています。論理展開にはこの2つの考え方を常に意識することが大切になります。
複数の事象から一般論を導き出す方法です。
・ Aさんはテレビを見ながら食事をすると目が疲れる
・Bさんはテレビゲームを長時間すると目が疲れる
・Cさんは目を休めるとき、テレビやパソコンの電源を切るようにしている
・(結論)テレビを見ると目が疲れる
いわゆるロジカルな説明は演繹法です。2つの関連情報を繋げて、そこから結論を出す思考方法になります。
「AだったらB」「BだったらC」なので、「AだったらC」と順番に繋げて論理展開をしていきます。
・人間はいつか死ぬ(一般論)
・ソクラテスは人間だ(事象)
・ソクラテスはいつか死ぬ(結論)
論理的でありたければ、この2つのいずれかによって、説明ができているかを確認することが大切です。
論理的でないほとんどの場合、いずれでもなく、論理が飛躍しています。
こちらのコラムでも詳しく解説しています。→演繹法と帰納法とは?具体例を中心に、わかりやすく解説!
上記、帰納法と演繹法を基本として、論理的思考における様々なツールがあります。
ロジックツリーやMECE、各種フレームワークは徐々に使いこなせるようになると良いでしょう。