ハラスメントについての基礎的な知識を理解し、起こさないためにできる注意、環境づくり、起こってしまった時の対応方法を身に付ける研修です。
ハラスメント研修とは、ハラスメントを防止するために必要な知識と対応方法を身に付ける研修です。

ハラスメント研修で扱う範囲は、パワハラからセクハラといった代表的なものから、カスハラやモラハラなど近年注目されているテーマまで多岐にわたります。受講対象も、一般社員~管理職、相談窓口担当者など幅広く、立場や業種に応じて内容を調整しながら実施します。
ハラスメント研修の目的は、予防と発生時対応の両面から、実践的な対応力を養うことです。ハラスメントに関する基礎的な理解に加え、企業・組織内でハラスメントを起こさないための注意点や、起こりにくい環境をつくるための考え方を扱います。従業員が安心して働ける環境を整えることで、離職防止にもつながる重要な取り組みです。
近年は、パワハラやセクハラに加え、カスタマーハラスメント(カスハラ)への対応も重要性が高まっています。特に、顧客や取引先からの不当な言動への対処は、従業員の安全確保や職場環境の維持の観点からも企業に求められるようになっています。
多様な人材を受け入れるダイバーシティ推進の観点からも、ハラスメント防止の重要性は高まっています。国籍や性別、年齢などの属性に関する無自覚な言動がトラブルに発展しないよう、研修を通じて適切なコミュニケーションの取り方を周知し、未然防止につなげることが重要です。
ハラスメントに対する意識の高まりは、時に部下側の受け止め方を過敏にし、適切な指導まで「ハラスメントだ」と捉えられてしまう一因にもなっています。ハラスメント研修では、部下を持つ社員が適切な指導方法を学ぶことに加え、部下側もハラスメントを正しく理解することが、これまで以上に重要になっています。
ハラスメント防止に関する法整備が進み、企業にはパワーハラスメントをはじめとした各種ハラスメントへの予防と適切な対処が求められています。さらに近年は、カスタマーハラスメント対策についても企業の責務として位置付ける動きが進んでいます。
ハラスメント研修を実施することで、法令対応だけでなく、社会的信用の維持や離職率の低下、ブランドイメージの向上にもつながります。
参考:職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産等、育児・介護休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)|厚生労働省
ハラスメントと呼ばれる行為には複数のタイプが存在し、それぞれに異なる特徴と対処法があります。これらを正しく理解し、具体的な事例から共通点や違いを把握することで、どのような予防策や対応策が必要かを的確に判断できるようになります。研修内でもこれらを扱っていきますが、扱う種類や重点の置き方は、対象者や自社の課題によって変わります。
パワーハラスメントは、上司や先輩など職場での優位性を利用して、相手に精神的または身体的な苦痛を与える行為です。本人に悪意がなくても、受け手が苦痛を感じれば該当し得るため、些細な指摘や言動にも注意が必要です。厚生労働省によるパワーハラスメントの定義は、職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であり、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、労働者の就業環境が害されることの3つを満たす行為です。
| <労働施策総合推進法(抄)> |
|---|
| (雇用管理上の措置等)第 30 条の2事業主は、①職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより③その雇用する労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。 |
パワハラは被害者だけでなく、周囲の士気や組織全体の雰囲気にも悪影響を及ぼすため、早期発見と対処が欠かせません。
セクシャルハラスメントは、性的な言動や行為によって相手に不快感を与えるハラスメントです。露骨な性的言動やわいせつな態度だけでなく、恋愛感情の押し付けや性的な冗談も含まれる場合があります。厚生労働省が示すセクシャルハラスメントの定義は、職場において行われる性的な言動により、労働者がその労働条件につき不利益を受けたり、就業環境が害されることです。
| <男女雇用機会均等法(抄)> |
|---|
| (職場における性的な言動に起因する問題に関する雇用管理上の措置等)事業主は、職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、または当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることのないよう、当該労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければならない。 |
セクハラ防止には、被害が表面化する前の段階で適切に対処できる仕組み作りが求められます。小さな違和感でも気軽に相談できる窓口を設置したり、管理職が業務リーダーとして敏感に察知できる体制を整えることが、研修を生かした実務的なポイントになります。
妊娠・出産・育児休業などに関連し、労働者が不利益を被る行為をマタニティハラスメントと呼びます。産休取得者への不当な配置転換などが典型例で、近年は男性の育休取得に対する理解不足によるハラスメント(パタハラ)も課題となっています。
| ハラスメントの種類 | 特徴 |
|---|---|
| カスタマーハラスメント(カスハラ) | 顧客からの過大な要求や暴言などによって、従業員が精神的苦痛を受ける行為。サービス業・小売業など顧客対応の多い業種で深刻化しやすく、離職率の増加にもつながる |
| モラルハラスメント(モラハラ) | 言葉や態度によって継続的に人格や尊厳を傷つける行為。身体的暴力を伴わない「見えない暴力」で、職務上の優位性がない関係でも起こり得る |
| アルコールハラスメント(アルハラ) | 飲酒に関連して相手の意思を無視し、不快感や苦痛を与える行為。一気飲みの強要などが典型例で、酔いに乗じた言動はパワハラ・セクハラと重なることもある |
| ハラスメントハラスメント(逆ハラ) | 業務上必要な指示や注意に対し、受け手が過度に「ハラスメントだ」と主張する行為。正当な指導まで妨げ、上司や先輩の指導を萎縮させてしまう |
ハラスメントは種類によって特徴や対処法が異なるため、組織内で効果的に防止するための研修プログラム設計には下記のようなポイントがあります。リスキルではこれらのポイントを踏まえて企業様にあった内容を無料でカスタマイズしています。お気軽にお問い合わせください。
ハラスメントの定義や最新の法令知識を講義形式で押さえたうえで、ワークなど実践的な手法を取り入れることが効果的です。特に「この事例はハラスメントか」「自身の部署でハラスメントが発生したらどう対応するか」などを考えることで、知識を実践的な判断力に落とし込むことができます。
なお、業種や職種にあった内容やケースワークにすることも重要です。たとえば、サービス業なら店舗や現場での顧客対応を重視する(カスタマーハラスメントを中心に行う)、リモートワークが主な働き方の職種であれば、リモハラ(オンラインハラスメント)を実施するなどです。
研修対象者の職位によって、扱うケースや対処方法を最適化することが重要です。管理職向けには部下の指導方法や相談対応の進め方、一般社員向けには被害を回避するための手段や早期発見方法など、それぞれに合わせた情報を提供できます。こうした区分によって、研修の受講後に得られる成果が大きく変わってきます。
| 対象者 | おすすめの内容 |
|---|---|
| 管理職向け | 法令や社内ルールだけでなく、コーチングや指導法などソフトスキルの習得にも焦点を当てます。また、人事評価や配置転換など、時にデリケートな判断を下す場面も多いため、客観性・公正性を保つための判断軸を扱います。 |
| 新入社員・若手社員向け | 新入社員や若手社員に対するハラスメント研修は、基本的な知識と対応方法を学ぶことがメインとなります。早期にハラスメントに関する知識を定着させておけば、自分が被害者や加害者になるリスクを大幅に減らせます。具体例を多く取り入れながら、自分の言動が相手にどう受け止められるかを考える視点を養います。 |
ハラスメント研修の費用相場は実施形態によって異なります。ハラスメント対策は一部の企業だけの課題ではなく、規模や業種を問わず全ての職場に求められるものです。リスキルでは、「一人でも多くの人に社会人教育を」という考えの元、無理なく導入していただける価格帯で研修を提供しています。
| 実施形態 | 相場 | リスキルの金額 |
|---|---|---|
| 一社での研修 | 20〜60万円 / 1日 | 時間・人数を入力すれば見積りを取得できます |
| 公開講座 | 2〜5万円 / 1人 | 16,800円 / 1人 |
| eラーニング レンタル | 1,500〜5,000円 / 1人 | 950円〜 / 1人 |
リスキルのハラスメント研修には次のような特徴があります。
パワハラ・セクハラといった基本的なテーマだけなく、就活ハラスメント、ホワイトハラスメントなど、近年注目され始めた新しいテーマにも対応しています。また、医療機関向けや学校向けなど、業種に特化した研修にも対応しており、自社の課題に合わせて最適な内容を選ぶことができます。
管理職など責任者向けの研修では、管理している職場においてハラスメントが発生した場合、どのように対応するかについても学ぶことができる内容を用意しています。
ハラスメントへの理解は、一度の研修で完全に身につくものではなく、日常の中で繰り返し振り返ることで定着していきます。リスキルのハラスメント研修で利用するテキスト(資料)はオリジナルのものです。研修後も見返しやすく、理解を定着させるための教材として活用いただけます。
ハラスメントについての基礎的な知識を理解し、起こさないためにできる注意、環境づくり、起こってしまった時の対応方法を身に付ける研修です。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 6時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 1.5時間 (変更可) | |
| 6時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 75分 | |
| 28分 | |
| 12分 | |
| 77分 |
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 6時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 42分 | |
| 8分 | |
| 30分 | |
| 53分 |
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 4時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 1.5時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 65分 | |
| 48分 | |
| 25分 |
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 2時間 (変更可) | |
| 6時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 2時間 (変更可) | |
| 2.5時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 2時間 (変更可) | |
| 35分 | |
| 33分 |
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 2時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) | |
| 2時間 (変更可) | |
| 61分 | |
| 38分 | |
| 26分 | |
| 31分 | |
| 39分 | |
| 22分 | |
| 45分 |
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 2時間 (変更可) | |
| 2時間 (変更可) | |
| 34分 | |
| 38分 | |
| 23分 |
新たなスキルを学習し、医療業界を想定したケーススタディやワークを繰り返します。知識の学習だけでなく、現場で応用できる力を身に付けます。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 2時間 (変更可) | |
| 33分 |
教職員が担う役割を理解したうえで、教育の質を高めるスキルを身に付けます。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 64分 |
パワーハラスメントについての基礎知識を身に付け、予防と発生時の対応の両面からスキルを学びます。適切な叱り方についても扱っていきます。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 2時間 (変更可) | |
| 37分 |
セクシャルハラスメントについてのリスクを理解し、自身の考え方を振り返りながら、社内で起きないようにするための研修です。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 2時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) |
カスタマーハラスメント研修では、お客様からの悪質な要求・暴言などへの対応方法や、取引先へ自身がカスハラをしないための予防策を学ぶことができます。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 3時間 (変更可) |
コンプライアンスを遵守するために注意すべき点を理解し、万が一トラブルが起きてしまった際の対応方法を身に付ける研修です。
| 研修タイトル | 想定研修時間 |
|---|---|
| 3時間 (変更可) | |
| 6時間 (変更可) | |
| 4時間 (変更可) | |
|
6時間 × 2日間 (変更可) |
次のカリキュラムはハラスメント研修に属するハラスメント対策研修【職場での被害を防止するために】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01ハラスメントの理解
ハラスメントの全体像を理解する
02セクシャルハラスメント
セクシャルハラスメントの基本と対策を理解する
03パワーハラスメント
パワーハラスメントの基本と対策を理解する
04安全な環境を作る
安全な環境を作り、心理的安全性を維持する環境の作り方を考える
05コミュニケーションと指導
ハラスメントにならないコミュニケーション方法を理解する
LAST発生時の対応
ハラスメント発生時の適切な初期対応と、再発防止策の立て方を理解する
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。(2026年現在、直近に実施した研修よりピックアップして表示しております)
はい、オンラインでの研修も可能です。リスキルでは、対面・オンライン・ハイブリッド(対面とオンライン同時)いずれも選択いただけます。ハラスメント研修のどのテーマでもオンラインは対応可能です。オンラインでの研修実施に関する準備や疑問点などございましたら、お気軽にご相談ください(無料でご相談お受けしております)
はい、マタニティハラスメントに注力した内容など、要望や研修実施目的に応じてのアレンジ調整が可能です。研修内容によるアレンジ例は以下の通りです。
アレンジ例①セクハラ・マタハラ防止研修
アレンジ例②オンラインハラスメント対策研修
アレンジ例③カスタマーハラスメント研修
いいえ、ございません。
リスキルのハラスメント研修では、事前に資料を用いた学習や事後の感想文提出などはございません。研修実施後、3~5分程度で終わるアンケートを実施するのみです(企業様のご要望に合わせてアンケートを実施しないという選択も可能です)。
研修内で扱う資料や講師からの話、ワークを交えて学びを深めることができますのでご安心ください。
はい、可能です。ハラスメントeラーニング動画講座を用意しております(動画形式で講師がスライドを活用して説明するようなものです)。
はい、「カスタマーハラスメント研修」という別テーマでご用意しております。
カスタマーハラスメント、つまり顧客・お客様(ご利用者様・患者様やそのご家族も含む)からのハラスメントが昨今問題になりつつあります。対応方法について理解を深め、ケースワークで実践的に学ぶことができます。詳しくは以下よりご確認ください。
お見積りは10秒見積り(見積り作成ページ)より請求できます。簡単な情報だけ入力いただければ、メールアドレス宛にすぐに届くため、手軽に利用できます。 なお、研修時間や日程を増やした場合の費用感や短くした場合の価格については個別にお問い合わせください。
はい、リスキルの研修は全国各地で実施可能です。開催場所についてご不安な点があれば、お気軽にお問い合わせください。対象地域:北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県
はい、可能です。リスキルのハラスメント研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容は何か(例:セクシュアルハラスメントを中心に実施したい・相談窓口対応の方に受けてほしい、ハラスメント問題が発生したため、再発防止のために実施したい、ロールプレイやディスカッションを入れてほしいなど)
- 受講生(従業員様)はどの層か(上司・部下一緒に受けさせる、行為者に受けさせるなど)
- その他ご要望(自社の業種に合わせた内容にしてほしい、ケーススタディを多めに入れてほしい、チームメンバーに周知してもらえる内容にしたい、毎年同じ内容なので違う内容を組み合わせたいなど)
など、ヒアリングさせていただいた上で、おすすめの研修をご提示いたします。
はい、可能です。ハラスメント研修の実施可能時間に合わせて、1時間~6時間内での調整が可能です。短い時間のため、既存の研修プログラムからどれを選出し編成するか、ご相談しながら組み立てていきます。なお、短時間にしたことよる研修費用についてはお問い合わせください。
企業に対してパワハラ対策を講じることが義務となっています。その一環として研修を実施する企業が増えています。2020年6月に大企業が対象となり、2022年4月に中小企業も対象となりました。ただ、法律違反に対する直接的な刑罰は設けられていません。
法律上の明確な決まりはありませんが、年に1回など定期的に実施するのが一般的です。法改正や社内体制の変更があれば、そのタイミングで臨時の研修を行うケースもあります。
単に知識を理解させるだけでなく、受講者が積極的に参加できる形にすることです。例えばロールプレイングを取り入れたり、実際の相談事例を共有したりすることが挙げられます。さらに、研修後のフォロースキームを用意し、疑問点の解消や相談の受付を継続することが鍵となります。
リスキルのハラスメント研修は多くの企業様よりお問い合わせを頂いております。会社の業績にも直接影響を及ぼしかねない大きなリスクの1つであるハラスメント行為の防止に対し、具体的なカリキュラムが用意されている点でご好評を頂いております。
リスキルの研修は様々な企業様にご利用いただいています
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