相手との間に確執を残さずに、自社の求める利益を得るための交渉の準備や進め方を身に付けるための研修です。
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交渉力研修・ネゴシエーション研修とは、自社の求める利益を得るための交渉の準備や進め方ができるようになるための研修プログラムです。
強引にこちらの要求を押し進めるのではなく、相手との間に確執を残さずに、進めていくことがポイントとなります。
交渉におけるコミュニケーションや信頼関係構築の重要性を学び、普段の業務にも応用できる力をつけることを目的としています。
ネゴシエーション(交渉)とは、利害が一致しない人の間で行われる意思決定のことを言います。
社外との交渉だけではなく、他部署との連携やチーム内など、社内の様々な場面でも活用できるスキルです。
交渉力を身に付けることで、社内外問わず、物事をお互いが納得した形でおさめることができるようになります。営業職だけではなく、全てのビジネスパーソンに身に付けてほしいスキルです。
交渉では、協調(Win-Win)を目指すことが必要です。
ネゴシエーション(交渉)をした結果として、基本的には以下5つの結果に終わることがほとんどです。
その中でも、協調(Win-Win)を目指した交渉力を磨くことが必要とされています。
交渉の形 | 説明 |
---|---|
強制(Win-Lose) | 即座に引っ張り合うなどの典型的なアプローチです。素早く交渉結果がでるメリットがある一方で、この形は必ず勝者と敗者を生み出します。いずれかが納得していない状況で終わってしまうと、不満がたまり今後の取引や関係性に影響があるため、避けたい対応方法です。 |
服従(Lose-Win) | 強制された相手側も服従という形で問題の解消を行っています。この状態が続けば、モチベーションは低下するためおすすめできない交渉の終わり方です。 |
回避(Lose-Lose) | 直接的な衝突や対立を避ける解決策です。答えを先延ばしにしただけのため、再度対立が起こってしまう根本的な解決ではない対応方法です。 |
妥協(Lose-Lose) | お互いに少しは目標達成したものの妥協している状況です。お互いが負けるよりは良いかという意識になっているため、お互いが目指したい目標は達成できていない状態です。 |
協調(Win-Win) | 両者ともに満足な形で交渉を終えられた状態です。交渉で目指すところはこことなります。 |
協調(Win-Win)を目指すことで、相手と良好な関係を保ちながら物事を前に進めることができます。
対立している状況が解決した後も、社内外問わず、相手とは今後も関わっていくことが多く、その後の仕事を進めやすくするためにも、自社への信頼を保つためにも、協調の形で交渉を終えることが理想となります。
ただし、ビジネスシーンにおいて常に協調で終わることができないという場合もあります。その際も、できる限り協調を目指した話し合いやアプローチをすることが重要です。
はじめから協調を考えない姿勢と、協調を目指すことを前提としている場合では、同じ結果となった場合でも相手に与える印象は大きく変わるためです。通常の話し合いや打ち合わせと違い、協調(Win-Win)で交渉を終えるためには準備や必要なスキルがあります。研修プログラム内ではそれらをまとめて学ぶことができます。
交渉力研修・ネゴシエーション研修では、以下のスキルを学んでいきます。
協調(Win-Win)を目指す交渉は、以下の流れで進んでいきます。それぞれのフェーズで必要な考え方や身に付けたいスキルを学んでいきます。
協調(Win-Win)で終わることが難しい場合、お互いの妥協点を探っていく必要があります。
そのためには、事前に「自社(自分)は、最低どこまでは決めて帰りたいか」という妥協点(最低条件)や代替え案(BATNA)を準備しておくことが重要です。
例えば、納期を2か月後までにお願いしたいという取引の場合、最低条件を「4か月まで」と決めておくことで、相手が「もう少し納期を伸ばしてほしい」となった場合に対応ができるというような形です。
もちろん、本来の目標でWin-Winに終わるように話を進めていきますが、万が一交渉時に対立した時、交渉決裂で終わらないための妥協点の準備をしておくというイメージです。研修プログラムでは以下の内容を扱っていきます。
上記2点で学んだことを踏まえて、以下の交渉戦術をケースワークを交えながら学んでいきます。
相手との間に確執を残さずに、自社の求める利益を得るための交渉の準備や進め方を身に付けるための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
---|---|---|
公開講座 ネゴシエーション研修(交渉力向上研修) - 交渉力を鍛える | 6時間 | |
一社研修 ネゴシエーション研修(交渉力研修)【交渉時のポイントを学ぶ】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 コンフリクトマネジメント研修【組織内での対立を調整する】 | 3時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 コンフリクトマネジメント研修 | 47分 | |
eラーニング動画講座 ネゴシエーション研修 | 58分 |
社外の取引先やお客様とのより良い関係づくりのためのコミュニケーション方法を身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 雑談力強化研修【コミュニケーション力を向上させる】 | 2時間 (変更可) | |
一社研修 エンジニア向け 対人力強化研修【ニーズを適切にヒアリングする】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 顧客対応力強化研修【コミュニケーションとクレーム対応を学ぶ】 | 6時間 (変更可) |
仕事をよりスムーズに進めるために、社内でのコミュニケーションを円滑にする研修です。階層、コミュニケーションのシーンに応じた研修を用意しています。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 コミュニケーション基礎研修【相手との信頼関係を築く】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 合意形成研修【コンセンサススキルを強化する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ロジカルコミュニケーション研修【実践重視】 | 6時間 (変更可) |
会議時間を効率よく使うため、会議において重要なファシリテーターとしてのスキルを身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
---|---|---|
一社研修 ファシリテーション基礎研修【会議運営スキルを強化する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ロジカルファシリテーション研修【納得感のある会議を行う】 | 6時間 (変更可) |
営業職として、特に訴求力に関する技術を強化する中で資料や説明をわかりやすく作り顧客からの理解と信頼を得るための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
---|---|---|
一社研修 営業向け ヒアリング&提案力強化研修【顧客ニーズを発掘する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 営業向け 説明力強化研修【資料作成力と伝える力を強化する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 提案資料作成力強化研修【法人営業向け】 | 6時間 (変更可) |
営業職としてさらに結果を出すために、本質的な営業の基本の技術を育成していくための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
---|---|---|
一社研修 営業意識強化研修【成果を上げ続ける営業を育成する】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 BtoBビジネス向け 営業力強化研修【信頼され選ばれる営業に】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 長期関係のためのコミュニケーション研修【営業向け】 | 6時間 (変更可) |
リスキルの交渉力研修・ネゴシエーション研修には次のような特徴があります。
交渉が上手くなるということは交渉に「勝つ」ことではありません。交渉相手と双方に利益が発生するWin-Winの関係を作れるようになるということです。
リスキルの交渉力研修・ネゴシエーション研修では、交渉に必要な基本から交渉戦術までポイントを押さえて学ぶことができます。
交渉の場面でよく用いられる戦術を理論的に学ぶとともに、ワークを通して交渉のプロセスを理解することで実践力の向上を目指します。研修プログラム内容をカスタマイズすることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
研修プログラム内で、ワークやロールプレイを通して交渉力を磨いていきます。頭では理解していてもロールプレイで話してみると上手く交渉が進まないということが多くあります。
ワークを通して自身の課題を把握し、研修プログラムの中での改善を促します。
次のカリキュラムは交渉力研修・ネゴシエーション研修に属するネゴシエーション研修(交渉力研修)【交渉時のポイントを学ぶ】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01交渉の理解
交渉を理解するための土台を築く
02Win-Winな合意形成
前提となる、合意形成のための交渉の基本を知る
03交渉の基本知識
交渉の基本知識を確認していく
04交渉戦術
交渉の際に有効な戦術を身につける
05交渉の準備(交渉戦略)
交渉前の準備について学ぶ
LAST交渉演習
実際の交渉の場面を想定し、演習することで交渉スキルを身につける
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。
お互いの主張が食い違った状況でどのようにWIN-WINな解決策を導き出すかをグループで話し合うワークがあります。また、交渉のステップを学び、自身の扱う商材応じて考え、実践することもできるプログラムを用意しております。各研修にどんなワークがあるかは、お問い合わせください。
はい、可能です。リスキルの交渉力研修・ネゴシエーション研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容やポイントはどのようなところか
- 受講生(従業員様)はどの層か
など、ヒアリングさせていただいた上で、適切な研修をご提示いたします。
はい、可能です。リスキルの交渉力研修・ネゴシエーション研修は、対面・オンライン・対面とオンライン同時のハイブリッド式からお選びいただくことができます。いずれも内容は同じで、ポイントを押さえて学ぶことができます。お気軽にお問合せください。
はい、可能です。交渉力をこれから磨いていきたいという人材に向けても基礎から学べる内容のため、安心してご受講いただける内容です。
お見積りは各研修ページより請求できます。簡単な情報だけ入力いただければ、メールアドレス宛にすぐに届くため、手軽に利用できます。 なお、研修時間や日程を増やした場合の費用感や短くした場合の価格については個別お問い合わせください。
いいえ、ございません。リスキルの交渉力研修・ネゴシエーション研修では事前の課題提出や、事後の感想・レポート・報告書の提出などはございません。研修時間内で完結します。なお、研修終了後3~5分で終わるアンケートについては実施いたします。
はい、可能です。リスキルは日本全国で研修を行っています。オンライン・対面いずれも全国各地で実施可能です。対象地域:北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
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