リスキルラボ マーケティングって何?をわかりやすく説明【5分で簡単理解】

マーケティング研修
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マーケティングと聞いて、思い浮かぶことは何か?(考えてみてください)

- Webマーケティングってよく聞くけど…
- CM広告やTV広告、宣伝をすること?
- 言葉は知っているけど、仕事内容までは実はよくわからないかも…

マーケティングとは、「売れる仕組みを作ること」だ
WebマーケティングやCMなどは、マーケティング方法の一つである。

本記事では、「マーケティングって何?」を5分で理解できるように作成した。マーケティングチームが新しくできた企業の方や、今後プロジェクトで関わる方、知っているようでよくわからないという方などはぜひ確認してもらいたい。

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マーケティングとは何か

マーケティングとは何か

マーケティングとは、「売れる仕組みを作ること」だ。
もっと具体的に言うと「売れる仕組みを作ることで、自社の営業や販売部門を楽にすること」である。

営業力があれば、自然とモノは売れていくと考えられがちだがそうではない。

売れる方向性を見極め、戦略を立てた上で適切な営業力を持って提案することではじめて
「継続的に成果を上げること」ができる。

マーケティングを行うことで、営業努力や営業パーソン個人の力量に頼りすぎず、誰もが売上を上げていける仕組みを作ることができる。そのため、各企業が力を入れて実施しているということだ。

インターネット・SNSなど、Webを中心に行われるマーケティング活動を「Webマーケティング」と呼ぶ。
※参考:Webマーケティングの仕事内容とは?【当社の仕事も簡単に紹介】|サクフリブログ

マーケティングの仕事内容(何をしているのか)

マーケティング=売れる仕組みを作ること、ということは理解できた。その上で気になることは、具体的な仕事内容だ。マーケティングの仕事内容は具体的に以下の3つに分けられる。

マーケティングの仕事内容

これらについて、一つずつ説明していく。

マーケティング戦略を立てる

すぐに広告を作る、宣伝方法を考えるのではなく
「何をどうすれば売れるかを考える」ことが、はじめにやることだ。

具体的には、顧客の状況や市場でのニーズを分析し、「自社が勝てる場所を探すこと」である

分析する

自社について、自社を取り巻く環境について分析することがメインだ。

分析対象 内容
自社分析       「自社が勝てる部分はどこか」を知るために、自社を改めて知る分析を行う(例:ユーザーインタビューやVRIO分析など)
外部環境分析 競合他社や市場自体の状況を分析する(例:PEST分析、5F分析、SWOT分析)

どこの市場で戦うかを考える

自社の強みや弱み、自社を取り巻く周囲の状況を把握した上で「どこなら他社に勝てるか」「どこならユーザーに選ばれるか」を考えることがこの部分だ。STPを考えることなどがこれにあたる。

市場分析のフレームワークについてはこちらも記事も読んでみてほしい。
市場分析等の3CでWebマーケティングで基本となるポジションを確立する方法を解説

広告や宣伝を打つ(マーケティング・ミックス)

戦略が決まって初めて、どのような方法や手段を取るかを考える。このような購買行動をユーザーに起こしてもらうための具体的な打ち手のことを、マーケティング・ミックスという。具体的には以下を考えていく。

製品について考える(価格、流通方法)

  • どのようなパッケージか
  • どのような価格帯で売るか
  • サイズはどうするか(戦略を考えた上で、今の形が適切かなど)
  • ブランドを変更するか(新規ブランドとして打ち出すかなど)

プロモーション方法を考える

  • どのような広告や宣伝を打つか
  • 広告や宣伝で伝えたいメッセージは何か
  • 自社の商品やサービスが最も効果的に売れる媒体は何か

特に、BtoCの企業(対会社ではなく、対お客様・消費者・ユーザーをターゲットとして仕事をしている企業)については、広告宣伝は重要な項目だ。

なぜなら、認知されなければいくら良い商品・サービスであっても売れないからである。

そのため、戦略をもとに、マーケティング部署や担当者は「どのように実施していくか」に頭をひねる。

なお、実際に広告やTVCMを作成することは、広告代理店やデザイン会社に受注することが多く、アイディアを出すこと・考えること・結果をもとに改善案を立てることが仕事の重要な部分と言えるだろう。

効果があったか振り返る

戦略を立てて終わり、広告を出しで終わりでは意味がない。
その戦略が正しかったか、広告媒体として選んだものは効果的だったかなど「実施したものの効果を振り返ること」が重要だ。

媒体によっては、すぐに効果がわかるもの(例:ダイレクトメールなど)と、効果判断まで時間がかかるもの(TV広告など)があるため、それぞれの媒体によりやり方を変える必要がある。

PDCAを回しながら「実践したら振り返り、改善し、次の策を練る」ことがマーケティング業務の醍醐味といえるだろう。

マーケティングスキルを身に付けるために

本記事を読んでいる方の中には、「今後マーケティングの仕事に関わりたい」「マーケの考えるスキルは、自分にも役立ちそう」と思った方も多いだろう。

そのような方に向けて、マーケティングに関するスキルはどのようにすれば身につけられるかを確認していく。

独学で学ぶ

記事内で繰り返し伝えた通り、マーケティングで最も使うスキルは「考えること」だ。具体的には、「ユーザーニーズの本質は何かを考える」「競合他社と自社を比べた際、どこなら勝てるかを考える」などが挙げられる。

そのため、よく活用されるフレームワークなどは独学で学ぶ方も多い。5FやPEST分析など、言葉だけ聞くと難しそうに思われるが実践してみると活用しやすいものだ。Web上で調べてみることの他、本を読むなども良いだろう。

研修を受ける

マーケティングチームに所属した方などは、マーケティング研修マーケティングリサーチ研修などを受けることをおすすめする。

本記事を作成したリスキルでも研修を提供している。基礎的な部分から説明し、実際に自社の商品について考えてみるワークもあるため、より実践的に学ぶことができるだろう。

論理的思考力を強化する

上記2つに重なる部分もあるが、「考える力を強化する」ために、論理的思考力(ロジカルシンキング)の強化も必要な要素だ。ロジカルシンキング研修を受けることの他、日々の業務内で考える癖を付けることもおすすめする。

例えば
「今、この商品を売っているけれど他社の同じような効果がある商品との違いはなんだろう」
「なぜこの商品はこの色なんだろう」
「ずっとこの商品やサービスを販売しているけど、今の消費者に本当に求められているのかな」などだ。

惰性での仕事では、論理的思考力はなかなか身につかない。一つひとつの業務や商品について、改めて「なぜ」を問いかけることで考えるスキルが自然と強化されるだろう。

まとめ

本記事では、マーケティングとは何かを説明してきた。
記事を読む前にあったぼんやりとしたイメージが、少し明確になったならと思う。

なお、「一度売れた製品やサービスは、売れ続ける」ことがマーケティングの基本だ。
言い換えると「適切な分析と戦略の上で、売れる仕組みを作ったら、それは継続的に使える」ということだ。

売れる仕組みづくりは、マーケティングチーム以外でも活用できる。ぜひ一つでも取り入れてもらいたい。

この記事の監修者
リスキル事務局
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