SDGs研修、管理職研修を実施された日本通運株式会社(関東甲信越ブロック ロジスティクスビジネスユニット 移転引越第二営業部)様に、 人材育成に対する想いや研修を実施しての感想を伺いました。
当部では現在、『考動力』(自らが受け身ではなく考えて行動する)と『心理的安全性』の観点から人財育成に取り組んでおります。変化の激しい現在、新型コロナウィルスの感染拡大で世の中が激変したようにビジネスにおいても“正解”が常に変わるため、昔からの慣習を続けるのではなく、常に“正解”を考え続けることが必要だと感じております。
『考動力』については、まずは社員自らが世の中の変化に‟気づき“”問題意識を持つ“ことが大切であるとの考えから、‟気づき”や“問題意識”を持てるような機会を研修でつくれるよう取り組んでおります。また、研修で学んで終わりでなく、それが実践できるような仕掛け、仕組みづくりも意識しています。
『心理的安全性』についても、“正解”が著しく変わり続ける中、職場内でメンバー同士が自由に発言しあい、“集合知”として“正解”を導き出せるよう、職場環境の改善に向けて取り組んでおります。
また、“想い”がなければ相手には伝わらないとも考えておりますので、研修を企画するわれわれ担当者自身がしっかりとした“想い”を持っていたいと思っております。
学んで終わりではなく、実際の行動変容につながるよう、研修後に実践させて発表してもらうといった仕掛け、仕組みづくりも意識しています。
新しい会社案内を見たなかで『持続可能な社会の実現』『サスティナブルな社会の実現』『エンゲージメントの向上』といったSDGsに関連するキーワードがたくさん出てきました。今の若い世代は学校でSDGsを学んでいますが、われわれにとっては「聞いたことがあるけど、内容までは良くわからない」というのが正直な感想でした。
これは会社として今後取組みが強化されると考え、まずはSDGsを学ぶ機会を設けようと感じたのがSDGs研修を開催するきっかけです。そもそもSDGsってどんなものだろうという段階ですので、内製での実施も難しく、どこかで研修をやってないかと、上部機関の教育担当に相談しました。
競合他社と比べましたか、どのように比較をしましたか
弊社が実現したいことに対して、研修をする企業さんごとに標準の研修カリキュラムがある中、どこまで要望を聞いていただけるかを中心に料金面、オンラインや対面といった運営方法も参考に比較いたしました。
また、HPが分かりやすく、こういう研修がないかと思った時にすぐに探せて見つけられるということも助かっています。他の研修を相談した際にも、われわれ担当者がざっくりとやりたいことをお伝えし、研修をいくつか選択して連絡したところ、ご担当者様が内容をまとめて返信していただけたので大変助かりました。
内容としてはSDGsが自分の仕事につながっているということが伝わったことが良かったです。アンケートの結果もほぼ全員が大変満足と答えてくれました。そんな研修は今までなかったです。SDGsは世の中の大きなテーマでありながら自分の会社、仕事にも当てはまるということを順に分解しながら考えていけたため、「なるほどな」と思いました。また、すごく話しやすいテーマなので新入社員研修や若手社員研修で使ってもいいと思います。自由な発想で考えて意見交換ができ、グループで交流も深めながら楽しめる研修でした。
参加者も非常に楽しんで前向きに参加していたことから、開催して良かったと思っております。次のステップとして受講対象者を広げて他の社員のみなさんにも参加してもらいたいと考えております。