ブレインストーミングとは、グループディスカッションによってアイデアを出し合い、それを組み合わせることによって、新しいアイデアを生み出す方法です。
ブレインストーミングは、5~10人程度、30~45分くらいで行うとよいでしょう。
ブレインストーミングには、守らなければならない4つの原則があります。
ブレインストーミング中は、他人の意見やアイデアを批判してはいけません。批判してしまうと、ディスカッションがストップしてしまったり、アイデアが広がらなくなったりするためです。
ブレインストーミングで奨励されるのはユニークなアイデアです。採用される可能性は低いですが、新たな発見につながることがあります。
ブレインストーミングは、どれだけアイデアが出たかということが重要です。アイデアが出れば出るほど連鎖反応が起こり、目的にたどり着く手がかりが多くなります。
ほかのメンバーの発言から連想し、アイデアを重ねていくことも、ブレインストーミングでは大切です。また、異なるアイデアを組み合わせたり、変化させたりすることもあります。
ブレインストーミングの場を設けても、意見やアイデアが出なければ意味がありません。ブレインストーミングを行う場合は、ファシリテーターと記録係を決め、順番BS、質疑応答BSというやり方で進めるのがおすすめです。
座席順に最低でも3~4回、必ずアイデアを出していきます。「とくにありません」「前の人と同じです」という発言は許されません。
メンバーの発言をメモしておき、その発言から連想したものを書き留めましょう。
また、記録係はメンバーの発言内容を20~30文字以内の「1行見出し」になるように記載します。
順番BSでさまざまなアイデアが出たら、その内容についてメンバーに質疑応答を行います。
質疑応答BSの目的は、アイデアの意図を明確にし、質疑応答や対話の中で新しいアイデアを生み出すためです。