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NM法

NM法は、類比を使って発想する方法のことです。簡単に言えば「発想を具体化すること」であり、製品開発や新規のサービス開発などでよく活用されています。企画力研修などでも用いられています。

NM法の名前の由来は、考案者の創造工学研究所所長の中山正和氏のイニシャルにちなんでつけられています。

NM法の手順

NM法は、思考の過程をステップを踏みながら、問題解決や新しいアイデアの発想に導く技法です。やり方はいたって簡単で、アイデアのヒントは自然界にあるという考えをもとに、さまざまなアイデアを生み出していきます。

NM法のステップ

ステップ1:テーマを設定します
ステップ2:ステップ1で設定したテーマから連想されるキーワードを決めます
ステップ3:ステップ2で決めたキーワードに似た例やワードを探します
ステップ4:ステップ3の背景や構造、要素などを洗い出します
ステップ5:背景や構造、要素をステップ1のテーマと関連付けて、アイデアを生み出します
ステップ6:アイデアをまとめ、ソリューションを見つけ出します

NM法の種類

NM法は目的に合わせ、以下の5つを使い分けます。NM法は製品開発だけでなく、マーケティングや営業、事務など、幅広く活用されています。

NM-H型

技術のアイデアを生み出すのに適しています。HM法の中でも最も使われている方法です。

NM-T型

あらゆる情報の中から、類比を使ってアイデアを見つけ出す方法です。

NM-S型

過去・現在・未来の中のヒントから発想し、新たな因果関係からアイデアを実用化していく方法です。

NM-A型

複数のアイデアを書き出して、分類したり性質の異なるものを組み合わせて、新しい発想を生み出す方法です。

NM-D型

あらゆる情報の中から仮説をたててまとめ、オリジナリティのあるアイデアを生み出す方法です。

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