マネジメントゲームとは、受講者一人ひとりが社長になって経営をシミュレーションする研修プログラムのことです。
マネジメントゲームは、経営者目線で業務を遂行できる人材の育成、意思決定の訓練、コスト意識の習得、財務知識の向上などを目的にしています。
マネジメントゲームは、ゲーム盤、コマ、カードを使用する卓上ゲームです。6名で1つのグループになり、それぞれの受講者が社長になって、割り当てられた資本金をもとに会社経営のシミュレーションを行います。
マネジメントゲームの特徴は、各工程で研究開発、材料購入、設備投資、採用、広告、販売、教育といった意思決定を行うことです。
ときには従業員が退職する、商品が盗まれるといったリスクカードを引くこともあり、最悪の場合は倒産させてしまうこともあります。
ほかにも損益計算書や貸借対照表の作成などもあり、決算をもとに経営戦略を立案し、それを次の期のゲームに生かします。
マネジメントゲームは、経営層や管理職だけでなく、若手社員、新入社員など、幅広い層を対象にしています。
マネジメントゲームは何回も繰り返し受講することによって、学ぶことが増えていくのがメリットの一つです。
また、会社を大きくするのか、または小さいままにするのかは、受講者（経営者）の意思決定で決まります。受講者は、マネジメントゲームを通して自分の思考や行動の傾向を知ることができます。
しかも、マネジメントゲームを通して倒産を経験することも可能です。倒産に至った原因は何か、どうすればよかったのかを分析することによって、リスクを回避する能力を習得することができます。
